【0】概要と意義 1.FX外国為替証拠金取引はハイリスクという誤解

1-1.価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)とは

サイトマップ【0】概要と意義サイトマップ

価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)

 為替相場のレートは絶えず変動しています。その変動率のことを「価格変動率」といいます。
 もちろん「価格変動率」という言葉は、株式相場や債券相場、あらゆる相場でも用いられています。

 価格変動率は、過去データを統計処理して計算されます。

 それをヒストリカル・ボラティリティと呼びます。

 この変動率(ボラティリティ)大きさが、リスクの大きさを表します。

 すなわち、変動率が大きければ、ハイリスク。
 変動率が小さければ、ローリスク。


為替相場のヒストリカル・ボラティリティ

 主要通貨の価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)は、こんな感じです。

価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)
通貨ペア 検証期間5年間
2003.12.27〜2008.12.26
検証期間2年間
2003.12.27〜2008.12.26
米ドル/円 7.76% 8.66%
豪ドル/円 13.34% 19.17%
英ポンド/円 9.60% 12.81%
ユーロ/米ドル 7.48% 7.57%

 価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)は、終値データの標準偏差です。

 たとえば、検証期間が1年間の場合
 終値データは、250個くらいあります。

 1年=365日なので、365個…、ではありません。

 為替相場は、土日が休みです。さらに、正月や祝日などで休むこともあります。

 それを考えると、250日分しかないわけです。

 もし検証期間が、5年間なら、250個×5年=1250個のデータが集まります。

 それを標準偏差で計算して、年間の変動率に換算します。

 1年間で、どのくらい為替相場は変動するか、を表します。


価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)の見方

 今、1ドル=100円だとすると
 価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)が、7.76%ならば、
 これから1年間は、100円±7.76%の範囲で変動すると予測されます。

 その確率は、68.26%。
 これから1年間の終値は250個ありますが、そのうちの68.26%(250×68.26%=170.65日)が
 100円±7.76%の範囲に収まることを表します。

 これが、1標準偏差(1σ)。
 「68.26%」などの確率のことを信頼区間といいます。

 2標準偏差(2σ)は、1σ×2
 3標準偏差(3σ)は、1σ×3

価格変動率(ヒストリカル・ボラティリティ)
米ドル/円
検証期間5年間
標準偏差 信頼区間
7.76% 1.00σ(シグマ) 68.26%
15.52% 2.00σ 95.44%
23.28% 3.00σ 99.73%


ヒストリカル・ボラティリティの検証期間

 検証期間は、1年、3年、5年、10年、15年と様々です。

 自分で調べたい期間を調べればいいわけです。

 より長期間の方が、その通貨ペアの特徴をとらえていると考えられます。

 しかし、直近の為替変動は、違った特徴を見せることもあります。
 たとえば、サブプライムショックのときと、10年前では、動き方がや、変動幅に大きな違いも見られます。

 自分で、いろいろ調べてみる必要があります。

 15年分の検証データなら安心ということはないし
 逆に、最近1年のデータだけでは、将来的には大きな誤差が生じます。



元のページ FX外国為替証拠金取引はハイリスクという誤解

関連ページ ヒストリカル・ボラティリティ(HV)の計算方法

姉妹サイト ポートフォリオ作成A 通貨分散の長所短所


トップページ【初心者のFX外国為替証拠金取引】 相互リンク募集中【相互リンク

【0】概要と意義

スワップ金利で運用する方法を知りたい→ 年利20%の資産運用-スワップ金利で皮算用

信用リスクの低い安心できるFX業者を知りたい→ FX口座(FX業者)比較


当サイトは、私が調べたり体験したりしたことを好き勝手に述べているだけです。投資の損益の責任は、投資家本人に帰属します。当サイトでは一切責任を負いません。

Copyright (C) 初心者のFX外国為替証拠金取引, All rights reserved.