【0】概要と意義
■一つ、円安リスク対策
外貨投資の意義とは、円安リスクへの対策です。
円安になると、物価が上昇しやすくなります。
何故ならば、海外からの輸入品の値段が高くなるからです。
1ドル=100円が、150円の円安になったとします。
10ドルの製品が、今までなら1,000円(10ドル×100円)だったものが、1,500円(10ドル×150円)になります。
物価が上がるのです。
特に日本はあらゆる物を輸入に頼っています。
この時、資産にドルを持っていればどうなるでしょうか。
100万円を、1ドル=100円のときに、ドル(1万ドル)に替えました。
その後、1ドル=150円になりました。
ドル資産1万ドルは、150万円に相当します。
輸入インフレによる物価上昇も問題ではありません。
物価が50%上昇しても、あなたのドル資産も50%上昇します。
そのため、購買力を落とさず、資産価値を維持できるのです。
■一つ、日本の不景気リスク対策
日本が不景気になったときも、資産を守ってくれます。
その国が不景気に向かっているとき、為替は、円安へ向かいます。(理論的に)
最も不景気な時=最も円安の時です。
そして、景気が回復してくると、為替レートは円高へ向かいます。
さらに、金利の動向は、日本が不景気であれば、金利は下がっていきます。
景気の良い外国では、金利が上昇していきます。
すると、FXのスワップ金利が上がります。
日本が不景気になれば、円安へレートが動き、さらにスワップ金利がたくさんもらえるということ。
FXで取引していると、日本が不景気でも何も問題ありません。
■円高になると困らないのか?
円高の時は、円資産を高めますので、外貨は持たない方が得になります。
しかし…
資産の全てを円資産=Aさん
資産の半分ずつを円・外貨=Bさんがいたとします。資産の内訳をまとめたのが下表です。
| 1ドル=100円 | 円資産 | 外貨資産 | 購買力 |
| Aさん | 1000万円 | 0 | 1000万円 |
| Bさん | 500万円 | 5万ドル(500万円) | 1000万円 |
もし、1ドル=200円(円安)になったら。
物価が、ダイレクトに100%(2倍)上昇するとします。
| 1ドル=200円 | 円資産 | 外貨資産 | 購買力 |
| Aさん | 1000万円 | 0 | 500万円 |
| Bさん | 500万円 | 5万ドル(1000万円) | 750万円 |
もし、1ドル=50円(円高)になったら。
物価がダイレクトに50%下落するとします。
| 1ドル=100円 | 円資産 | 外貨資産 | 購買力 |
| Aさん | 1000万円 | 0 | 2000万円 |
| Bさん | 500万円 | 5万ドル(250万円) | 1500万円 |
Aさんの場合、購買力は500万円〜2000万円の間を動きます。
Bさんの場合、購買力は750万円〜1500万円の間を動きます。
これは、Aさんはハイリスクな資産管理であり
Bさんは、ローリスクな資産管理であるわけです。
別な言い方をすれば、Aさんは、全財産をかけて、円高になるか円安になるか、ギャンブルを行っているのと同じです。
外貨投資をしていようが、していまいが、為替レートは、あなたの財産に影響を与えるのです。
つまり、外貨投資をしないことが、ギャンブルであり
外貨投資を行う事が、ローリスクな資産管理になるのです。
■まとめ
外貨投資は、円安リスク対策、日本不況リスク対策なのです。
そして、常識とは逆に
外貨投資を行わないことは、ハイリスクな資産管理であり、極論すれば、ギャンブルを行っているのと同じなのです。
【0】概要と意義
【1】運用方法の基本
【2】FX口座比較と初心者の始め方
【3】通貨ペアと各通貨
【4】通貨分散
【5】経済の基本原則
【6】資産運用としてのFX(外国為替証拠金取引)
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